ジオパークへの思い
土佐清水市ではジオパーク認定へ向け活動が活発になっている。
ジオパークが観光客増加の起爆剤になるか。
それに関しては、ジオパークに認定されないと分からないが、私の考えとしては即効性は無いと思う。
まず、室戸が世界ジオパークに認定されている以上、高知県内では第二位である。
言い方は悪いが二番煎じ感は否めない。
そして、観光客からすれば足摺がジオパークに認定されたからといって何か設備が変わるかと言えば、そういう類のものではないので見た目の大きな変化はない。
そんな中でも、私はジオパーク認定へ向けての動きに対しては歓迎すべきだと考えている。
その理由はジオパークは自然だけでなく、住民の地元に対する意識や文化といった目に見えない部分も選考基準になってくるからだ。
土佐清水市は古代から自然と共に暮らしている。
だからこそ竜串・足摺を始めとして各地域に他では見られない自然や生態系が残っている。
人と自然が共存している。これは当たり前の事ではない。
さらに、食・言葉・言い伝え。交通が不便だったからこそ残る独自の文化がある。
他にはない魅力なのだ。
しかし、これらに気付いている市民がいったいどの位いるだろうか。
独自の自然や文化に気付いて『誇り』を持っている市民がどの位いるだろうか。
土佐清水市に生まれてよかった。
そう自信を持って声を大にして言える市民。どれだけいるだろうか。
見残しに行った事がない。叶崎の場所を知らない。桜浜で泳いだ事がない。
磯遊びした事がない、テナガエビをついたことがない。神輿を担いだ事がない。
全ての『ない』を『ある』に変えるチャンスだ。
ジオパークは地元に何もないと思っている人たち、あるのに忘れてしまった人たちに、地元にある素晴らしいものを再発見して発信してもらえるチャンスだ。
自信をもって土佐清水市を紹介できる。
そんな土佐清水市に変われるチャンスだ。
『近き者喜び、遠き者来る』
自分たちが住んでいる故郷を誇りに思えない観光地に誰がくるだろうか?
対外的ではなく、内なる革命。
これが私がジオパーク認定へ向けて動きを歓迎して、協力する理由だ。
ほいたら、また。
