県議選総括
議席を巡り激戦を繰り広げた橋本敏夫、吉村博文両氏。
この戦いを制したのは長年、市議を勤めてきた橋本氏。
非常に激しい戦いであり、市民の票も真っ二つ。投票率は前回を上回る76.50%。
橋本氏 5,009票
吉村氏 4,652票
その差、僅か357票であった。
私の感覚では、当初、吉村氏が有利と感じていた。
何故なら橋本氏は市議時代から自分の意見をハッキリ伝えて来た。
多くの政治家が議員生活を長く続けるに当たり多方面との関係等を考えると柔らかい言い方や伝え方をしがちだが、橋本氏は厳しい姿勢で問題を問い質す姿が特徴的であった。
対峙する者からすれば煙たいであろう。
この様なスタイル故に反感は大きく、厳しいとみていた。
しかし、市議を辞して1年間、地道に活動した事もあり、今回は多くの票を集めた。
時間をかけ、じっくりと市中を細やかに回ったのが大きかった。
対する吉村氏は準備期間が短く、その差は埋まらなかった。
また、今回は現職、市長が吉村氏を熱烈に支援していたが、これに対して違和感を覚えた市民は少なくなかった。
公示前には石橋大臣の講演会長があり、土佐清水市では珍しく!?市民体育館が満員という大賑わいを見せた。
しかし、蓋を開ければ多くの時間が吉村氏の応援になり石破大臣の講演会という名の吉村氏の大応援演説会であった実態にも反感を持つ市民が少なからずいたと推測している。
今回の選挙、私の目には吉村氏陣営の『焦り』が見られた。
その焦りが行動に現れ、市民との距離が離れた事が敗因ではないだろうか。
今回、市民から選ばれた橋本氏。
選ばれたとはいえ、差は僅かである。
ほぼ半分の票が反対側にある上に、これからは支持者の票も厳しい目となって今後の活動を見守っている。
更には、県議会は多くが自民党系の議員で占められている。
その中で自民党系以外の議員がいかに活動していくか。
課題は山積みであるが、市民に選ばれた使命をしっかり果たし、土佐清水市の発展に尽くしていただきたい。
また、今回、擁立した吉村氏が破れた市政側にも注目している。
選挙が終わった以上、対立姿勢は取らず、しっかりと協力しながら一枚岩とならなければならない。
意地や面子で尽く折り合いが合わないという状況になれば市民はどう思うだろうか。
冷静に市政の動きを見ていることを忘れてはならない。
今後の土佐清水市から目が話せない。
私達、市民もしっかりと見守らなくてはならない。
ほいたら、また。
