どうにも憂鬱になる時があるのだけれど人間結局は生きていくしかないのだ。
命は儚い。
何かをしても何もしなくても時間は刻々と流れて行き、やがて人間は土に還る。
そう思うと、いつもこのままでいいのかと一人頭を抱えてしまう自分がいるのだけれども、時間と共にその感覚は薄れてしまい、また、いつもの気の入らない日常を繰り返してしまう。
人間は考えるが、なかなか学ばない。
時間というのは良くも悪くも人の気持ちを薄れさせる効能があるようだ。
でも、だってと言い訳をして、人の評価に怯えながら予防線の如く他人の悪口を吐き出しながら、自分の地位を保とうと低い場所でもがき苦しむ。
それだって人間生活なのかもしれない。
誰だってそうなのかもしれない。
そうやってわかりもしない他人の心を勝手に解釈して、みんなと同じだと安心感を覚える。
これではいかん。
これではいかん。
そう思いながらもアリジゴクの巣に捕らわれた蟻のように何度も何度も引き戻される。
どうにも心が冴えない時。

