ジオパークは必要か?不必要か?
日本ジオパーク認定を目指している土佐清水市。
いよいよ夏に迫っているが、どうも市民が盛り上がっていない。
行政手動で動いているという意見。
ジオパーク認定されても観光客が増えないという意見。
等々、意見は様々。
ハッキリ言うとジオパークに認定されたからといって観光客が爆発的に増える訳ではないと私は思っている。
岩が、山が、川がと言っても都市の近くにだって自然は沢山ある。
魚も東京なら千葉に行けば新鮮なものがある。
土佐清水市は食も自然も豊かだといったところで、この移動距離、移動時間を割いてまで足を運ぶには全く理由にならない。
では、どうするか?
急がば回れ。ではないが、そこで初めてジオパークの重要性が見えてくる。
急がば回れと書いたのは、ジオパークの価値は一攫千金の投資というより、積み立て貯金のようにジワジワとしかし、確実に成果が現れるものなのだ。
ジオパークとは地元の良さを地元の人間が気付き、誇れる事でこそ意味があるものだ。
しかし、現状はどうか?
日本初の海中公園(現、海域公園)に選ばれた土佐清水市民の中に、どれだけ価値があり、どれだけ希少性があり、どれだけの特殊な文化が育まれてきたかを知り、理解し、誇りに思う人間がいるだろうか。
今回ジオパークを目指す意義はそんな過去を反省し、改めて土佐清水市の自然を学び、誇りを持つための思考革命である。
自分の住む土佐清水市について、知り、学び、誇れる人間が一人でも多く育てば、大学や職場がない土佐清水市を離れていく人間が土佐清水市民の誇りを持ち、生きていく。
そうなれば、パートナー、子ども、同僚、友人に対して土佐清水市を語れる人間になる。
自然と一人一人が土佐清水市のセールスマンにはなる。
今までそれができていただろうか。
できているとは言えないだろう。
一部の人間からみんなが誇れる土佐清水市になるように、学びを深める。
それこそが真のジオパークではないだろうか。
様々な意見があるだろうが、私はそんな理由からジオパークは必要であると判断した。
ハコモノと違い、直ぐには効果は現れない。
しかし、ハコモノは時と共に廃れていくのに対して、ジオパークは即効性はないもの、じわりじわりと土佐清水市を支える土台となり大きな成果を生むだろう。
ジオパークにいまいち興味を持てない市民の皆様。
是非一度、こんな視点でジオパークを見てはもらえないだろうか。
ほいたら、また。
